2010年05月06日

糖尿病の種類

糖尿病の種類

糖尿病は起こる原因と病気の状態によって4つの型に分類されます。

1型糖尿病
2型糖尿病
遺伝子異常や他の病気が原因となるもの
妊娠糖尿病

     ・

1型糖尿病
自己免疫疾患やその合併により、膵臓のβ細胞が破壊されて

インスリンがほとんど作られなくなって起こる。

子供のうちに始まることが多く、以前は小児糖尿病とか、

インスリン依存型糖尿病と呼ばれていた。

肥満とは関係が無く、インスリン注射が必要。

     ・

2型糖尿病
インスリン自体の出る量が少なくなって起こるものと、

肝臓や筋肉などの細胞のインスリンに対する感受性が低下して

起こるものがある。

食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多く、

遺伝的要素も関係する。

40歳以上の肥満者は要注意!

糖尿病の95%以上はこのタイプ。

     ・

遺伝子異常や他の病気が原因となるもの

遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常など

他の病気が原因となって、糖尿病が引き起こされる。

薬剤が原因となる場合もある。

     ・

妊娠糖尿病
妊娠前に糖尿病はなかったが、

妊娠中に血糖値を上昇させるホルモンがたくさん分泌され、

妊娠前と比べて血糖値が上昇するのが妊娠糖尿病です。


もともと糖尿病の方が妊娠した場合は糖尿病合併妊娠といいます。

どちらも血糖コントロールが非常に重要です。

妊娠中の糖尿病はお母さんにも赤ちゃんにも合併症が出ることがあるからです。


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Posted by 金藤岳夫 at 23:29│Comments(0)糖尿病
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